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本年度の講習・セミナーのレポート
2008 青木定治氏による洋菓子技術講習会


フランス・日本で活躍中の若手パティシエが新製品を披露!
2008.7.2 於:ドーバー洋酒貿易(株)神戸三田工場 
去る7月2日、ドーバー洋酒貿易(株)神戸三田工場の講習会場にて、パリに4店舗と東京に3店舗を構え、活躍中のパティシエ青木定治氏の講習会〔主催:大阪府・兵庫県洋菓子協会/後援:トルコ・ヘーゼルナッツ協会、トルコ大使館〕が開催されました。

会場を提供して頂いた、ドーバー洋酒貿易(株)和田氏の司会・進行のもと、「ヘーゼルナッツのおいしくて楽しい使い方」をテーマに6品の菓子作りが進められ、約180名の会員が受講しました。
会の冒頭には、大阪府洋菓子協会の小川副会長が日頃の事業活動への感謝を述べた後、「青木氏のお菓子作りにはサプライズが沢山ある。それらをしっかりと吸収して、自社の商品開発に役立てて下さい」と挨拶。前日に40歳の誕生日を向え、益々躍動感溢れる人気パティシエの一挙一動を、受講生たちは食い入るように見入っていました。

トルコ大使館のヘーゼルナッツ担当柳町サレイ氏は「トルコのヘーゼルナッツは高品質でビタミンやミネラルが豊富に含まれ、健康に良い食材です。特に洋菓子にはピッタリ。健康を気遣う日本人に是非お勧めしたい。」と挨拶。青木氏は今回のお菓子トルコにちなんだ名前をつけたこと説明されました。また、2週間前から考え、この講習会の直後に東京の各店にて販売を開始する、最新のケーキであることが告げられました。使用素材の調達方法や、注目の材料なども試食を交えながら紹介され、制作の現場で直ぐに役に立つ情報を提供。材料メーカーや商品名など、具体的な名称を出してわかりやすく説明されました。定番のお菓子を繰り返し講習するのではなく、いつも新作の情報を惜しげもなく提供する氏の姿勢に受講者は感服している様子でした。また、会場内には多くの有名パティシエ達の姿も見え、熱心に質問をするなど、関心度の高さを示していました。

P・S・A・パリとジャポンからお二人のパティシエが助手として参加、さらに大阪・兵庫の洋菓子協会からも10名が助手として参加ました。予定外の試食の準備や、青木氏に代わって受講者の質問に応えるなど、各人が柔軟に役割を果たして下さいました。 質疑応答の後、大阪・兵庫の洋菓子協会を代表して津曲副会長が20歳で単身パリに渡った青木氏について、「大変な苦労をその明るい性格と並々ならぬ努力で乗り越えたに違いない。お菓子をただ作るだけではなく、人間としての素晴らしさを皆さんも是非見習ってください。丁寧に指導して頂きありがとうございます。」と挨拶。BGMにのってトルコブルーのクロスを広げた上に、今日のお菓子がリズミカルにディスプレイされました。
 講師紹介

青木定治(あおきさだはる)氏
1968年生まれ。東京都出身。パリ在住。町田調理師専門学校卒業後、青山「シャンドン」勤務。1991年渡仏。パリ「ジャン・ミエ」、スイス「レストラン ジェラルデ」を経て、パリ「クーデル」では、 アントルメのシェフを勤める傍ら、 コンクールなどにも積極的に挑戦する。 1998年6月にはパリ7区にアトリエを構える。 2001年パリ6区に初のブティックをオープン。2002年、サダ・プロジェクトを結成。 2003年 パリ5区に2号店オープン。 2005年東京丸の内に日本初のブティックオープン 2006年東京伊勢丹内にブティックオープン。 日本洋菓子連合会の国際部のパリ支部を担当している。