「洋菓子の歴史」勉強会を開催しました
2015.07.30 お知らせ
兵庫県洋菓子協会技術部主催の大澤 雅子氏による「洋菓子の歴史」勉強会が
平成27年7月29日(水)午後1時~4時まで、兵庫県洋菓子会館にて行われました。
【プロフィール】
フードアナリスト1級。フードライター。大手洋菓子メーカーのブランドマネージメント会社にて、
商品開発・ブランドマネージャーを経験。神戸国際調理製菓専門学校の講師・就職担当を経て、
現在に至る。
食べ物からどのように発展して洋菓子になっていったか、また、フランスが栄華を誇ったルイ王朝時代、
アントナン・カレームの考案したお菓子など、洋菓子の歴史を様々な角度から教えていただきました。
勉強会の途中では中世を代表するお菓子レープクーヘン(レッカーリ)や、マリーアントワネットが
フランスにもたらしたと言われるブリオッシュを使用したシャルロット・ポンムを試食。
Leckerli(レッカーリ) charlotte aux pommes(シャルロット・ポンム)
後半は、クレームシャンティイを創作したとされる、17世紀フランスで活躍した料理人、
フランソワ・ヴァテールを描いた映画「宮廷料理人ヴァテール」(2000年 ローランド・ジョフィ監督)を
鑑賞。
今日勉強した歴史がなければ、今、あたりまえのようにある洋菓子やパティシエという職業も
存在しなかったと思うと感慨深いという三輪技術部長の言葉に受講者の皆さんもうなずいて
おられ、大変有意義な勉強会となりました。